香芝市 N様邸      太子町 M様邸

香芝市 N様邸

Before

「柿の木が小屋越しに見えないように剪定してほしい」とのこと。

After

屋根からみえない高さまで剪定しました。


Before

「繁茂している藤をスッキリしてほしい」とのこと。

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伸びた枝を切りました。


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松の木が急に枯れたとのこと。「枯れた部分を剪定してほしい」とのことでした。

所  見 夏ごろから枯れはじめたとのことで、マツノザイセンチュウ(松くい虫)が原因ではないかと推定しました。 


マツノザイセンチュウ(松くい虫)とは


マツノザイセンチュウが樹木内に侵入して20日目頃には、水や栄養が運ばれる通路は増殖したマツノザイセンチュウ(松くい虫)により完全にふさがります。
人間で言えば血管が血栓でふさがれた状況です。マツノザイセンチュウが固まりとなって血栓とおなじ役割をするのです。
その後水が蒸発して、夏ならば一週間で、冬ならば1ヶ月以上かけて葉の緑が失われます。松がおかしいと気が付いた頃には松は完全に命が断たれております。
松の枝を折っても松脂が出てこない、葉を噛んでもヤニの味がしない場合には回復の見込みがないと考えられます。


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完全に枯れた枝を切ってみると、しばらくして、松脂(樹液)がにじんできました。よって、「枯れた原因はマツノザイセンチュウではない」と考え、対策として枯れ葉部分の除去で様子を観ることにしました。

After

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枯れた部分の葉を落とし、生きている部分は木が弱らないように葉を落とすことをやめて保存しました。

せめて、生きている枝だけでも、来シーズンまで元気で居てくれればと願っています。

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頂上部分の枯れ葉は、写真でみると枯れているようですが、葉の根元がまだ緑色を保っており、なんとか生命活動をしているようだったので、奥様とも相談の結果、その葉を残して保存しました。

考えられる原因
・大気汚染・酸性雨で松の根がいたみ、根のはたらきが衰えた。
・水のやりすぎにより根が傷んだ。
・葉ふるい病(斑点がある場合。今回は見当たらない)

・その他の病気



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「オリーブの頭頂部を切ってほしい」とのことでした。手の届く所はご自分で手入れをなさるそうです。

After

ほかの樹形とのバランスを考慮して仕上げました。


●N様、ご用命いただきありがとうございました。

太子町 M様邸

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Before

かなり繁っています。

After

切りすぎないように整えました。


●M様、ご用命いただきありがとうございました。