太子町 M様邸

日当たりがよく、レンガで瀟洒な花壇をお造りのM様。

お悩みは「サツキを植えたのだが根付かない」とのこと。「なにかいい樹はないものか」と聞かれました。

みたところ土も肥沃で湿りけもあったのですが、

より乾燥や直射に強くて、花を楽しめる期間が長い品種として「アベリア」をご提案。

息子様とも相談してもらったところOKがでて、さっそくサツキの移植と「アベリアの植樹」をしました。

【アベリアの植樹】

Step1

ヘデラがからみついている柵の手前の植え込みが、

今回「アベリア」を植樹するエリアです。

枯れずに残っているサツキをまず、

道路脇の植え込みに移植します。

Step2

道路脇の植え込みで枯れたサツキを抜きます。

抜いた穴は、移植するサツキの根が

じゅうぶん発育できるように

穴を掘ります。

Step3

道路脇の植え込みでは、

かなり弱っているのがわかります。

Step4

保水のために、竹炭を粉にして

敷き込むことにしました。

竹炭は多孔質で保水力があり、

有用微生物の棲み家にもなることでしょう。

Step5

竹炭層の上に、腐葉土を敷きます。

腐葉土の産地は安全性の高い

岡山県産です。

ここに移植します。

Step6

玄関エントランスの植え込みを更地にしたうえで、

4本分の穴を掘って、

同様に地層の処理をしていきます。

Step6

「アベリア」を4本植えました。

左から明るい雰囲気のアベリアホープレイズ。

アベリアコンフェッティ、

そして右のアベリアカレードスコープ(Kaleidoscope =万華鏡) と葉や花の彩りを楽しめるようにしてみました。


Step7

道路脇の植え込みも、サツキがきれいに

ならびました。

【ハナミズキ】

Before

After


【〇〇〇】

Before

After


【サツキ生け垣】

Before

After


【山茶花とモッコク】

Before

After


【キンモクセイ】

Before

After


【防虫薬剤散布】

フルアーマースタイルで、

病害虫防除のための薬剤散布をしておきました。

2月とはいえ、はやくも毒蛾の幼虫(ケムシ)も活動しています。



●M様、このたびはご用命いただきありがとうございました。

●お客様の声

陽射しが強過ぎてレンガが焼けて高温になるためか、植えたサツキが根付かなくて困っていました。

今回、剪定屋さんに声をかけたところ、すぐに「アベリア」の資料をみせて下さり、

息子と相談して「これはいいね」ということで植えてもらいました。

夏を乗り切れるか気になりますが、

また、継続的に庭木の世話をしてほしいと思っています。